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こんにちは。生協宅配ドライバーのタカシです。
私は現在、生協宅配ドライバーとして15年働いています。
「コープの配達員ってブラックじゃないの?」
これから生協宅配ドライバーとして働こうと考えている方の中には、そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
生協の宅配は、トラックへの積み込みから商品の配達まで体力を使う仕事です。
「仕事がきつそう」
「離職率が高そう」
「長時間労働なんじゃない?」
そんなイメージから、ブラック企業ではないかと思われることもあると思います。
では、実際のところはどうなのでしょうか。
結論から言うと、私が働いている会社に関して言えば、決してブラック企業だとは感じていません。
もちろん仕事なので大変な部分はあります。
今回は、現役15年目の私が実際に働いて感じている、生協宅配ドライバーの労働環境について紹介します。
コープの配達員はどんな会社で働いている?
「コープの配達員」と呼ばれている人の中には、実際には生協そのものの職員ではなく、生協から宅配業務を請け負っている運送会社の社員として働いている人も多くいます。
私もその一人です。
私は全国に拠点を持つ運送会社の社員として、生協宅配ドライバーをしています。
そのため、実際の労働条件や給与、休日などは、所属している会社によって違います。
同じ生協宅配ドライバーでも、会社が違えば働き方も変わります。
この記事では、あくまでも私が15年間働いてきた会社と、私の所属するセンターでの実態として紹介していきます。
※生協の協力運送会社について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧下さい→「生協宅配ドライバーは生協職員じゃない?協力会社の実態を現役ドライバーが解説」
そもそもブラック企業とは?
ブラック企業には、法律上の明確な定義があるわけではありません。
一般的には、
・長時間労働
・サービス残業
・過度なノルマ
・ハラスメント
・休日が極端に少ない
・賃金が適切に支払われない
など、従業員の健康や権利を軽視するような企業を指すことが多いです。
ただし、「残業がある」「仕事が大変」というだけでブラック企業と判断することはできません。
労働時間や賃金、休日、職場環境などを総合的に見て、会社が従業員をどのように扱っているかが重要だと思います。
長時間労働やサービス残業はある?
私が所属している会社では、長時間労働やサービス残業はありません。
「夜遅くまで配達させられる」といったこともありません。
私の仕事では、だいたい朝8時ごろに配達に出発して、15時ごろには配達が終わるという流れです。
もちろん、その後に片付けや事務作業などがありますが、毎日夜遅くまで働くような仕事ではありません。
また、給与にはみなし残業代40時間分が含まれています。
そして、40時間を超えた残業については、きちんと残業代が支給されます。
そもそも私の所属するセンターでは、全担当者の残業時間が月40時間以内に収まるように、コース設定やサポート体制が組まれています。
そのため、実際には月の残業時間が0時間という人も結構います。
多くの人が、1日1時間以内の残業で仕事を終えているというのが実際のところです。
営業ノルマはある?
ここは、生協宅配ドライバーを考えている方には気になるところだと思います。
結論から言うと、営業ノルマはあります。
生協宅配ドライバーは、ただ商品を配達するだけではありません。
例えば、
・新規組合員さんの加入
・うなぎなど季節商品のおすすめ
・クリスマス商品のおすすめ
・お正月商品のおすすめ
など、配達先の組合員さんに商品の案内やおすすめをすることがあります。
「営業ノルマがある」と聞くと、
「厳しい数字を押し付けられるんじゃない?」
「達成できなかったら怒られるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
私の職場について言えば、無理な数字を押し付けられているという感覚はありません。
毎週決まった組合員さんのところへ配達する仕事なので、日頃の配達でのコミュニケーションの中で商品をおすすめして、無理のない範囲で目標を達成していくという感じです。
例えば、普段から会話をしている組合員さんに、
「今年もうなぎの予約が始まりましたよ」
「お正月商品もおすすめしています」
といった感じで声をかけます。
もちろん、営業が得意な人もいれば、苦手な人もいます。
そのため、営業ノルマについては人によって感じ方がかなり違うと思います。
実際に、営業目標やノルマが精神的な負担になって、仕事を辞めてしまう人もいます。
生協宅配ドライバーは、基本的には配達の仕事ですが、営業活動が全くない仕事ではありません。
「営業は絶対にやりたくない」という方にとっては、入社前に確認しておいた方がいいポイントだと思います。
逆に、人と話すことが好きな方や、組合員さんとのコミュニケーションが苦にならない方なら、それほど大きな負担には感じないかもしれません。
※営業ノルマについてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい→「生協宅配ドライバーはノルマある?現役がリアルを解説」
休みはちゃんとある?
生協宅配ドライバーの大きなメリットの一つが、土日休みです。
私の会社では、基本的に土日は必ず休みです。
「人が足りないから土曜日に出てくれ」
「急に日曜日も出勤してくれ」
といったことはありません。
祝日は休みではありませんが、土日が休みというのは、家族との予定やプライベートの時間を確保するうえでも大きなメリットだと思います。
ただし、たまにイベントなどで休日出勤の要請があることはあります。
その場合も、基本的には希望者を募る形です。
もちろん休日に仕事をすれば、きちんと給与が発生します。
しかも、こうしたイベントのときは手当が割と良く、弁当が用意されることもあります。
そのため、逆に「イベントなら出勤したい」という人も結構います。
有給休暇は取りやすい?
ここは正直に書いておきたいと思います。
有給休暇については、法定の年5日間は必ず取得できます。
ただ、それ以上の日数については、センターの人員体制などにも左右されます。
そのため、好きなタイミングで何日もまとめて休むというのは、なかなか難しいのが現状です。
担当コースを持って配達する仕事なので、誰かが休めば他のドライバーがその分をカバーする必要があります。
このあたりは、もう少し自由に有給を取れるようになればいいなと思っています。
ブラック企業かどうかを考えるとき、こうした良い部分だけではなく、改善してほしい部分も含めて考えることが大切だと思います。
給料はどれくらい?
給与については、会社や経験、役職などによって違います。
私の会社では、担当者レベルで考えると、だいたい月収25万円~40万円程度というところです。
もちろん年齢や勤続年数、残業時間などによっても変わってきます。
生協宅配ドライバーは、決して「誰でも高収入」という仕事ではありません。
一方で、ドライバー不足の影響もあり、最近は以前と比べてかなりドライバー側のことを考えた環境になってきたと感じています。
※生協宅配ドライバーの実際の給料について知りたい方はこちらの記事も合わせてお読み下さい→「生協宅配ドライバーの給料は安い?15年働いた私のリアルな収入を公開します」
ブラックと言われない為の努力をしている
最近、特に感じるのが会社の現場に対する姿勢の変化です。
私の会社では、年に一度、社長や役員が各センターを回り、現場の意見を直接聞く機会があります。
そこで出た意見が、実際の職場環境の改善につながることもあります。
例えば、
・より高性能な空調服の支給
・よりしっかりしたレインコートの支給
・配達しやすい環境の整備
など、ドライバーが少しでも働きやすくなるような取り組みが進められています。
夏の暑さや雨の中での配達は、正直かなり大変です。
だからこそ、こうした装備面の改善は現場で働くドライバーにとって非常にありがたいものです。
生協宅配ドライバーはブラックなのか?
ここまで私の職場の実態を紹介してきました。
私自身は15年間、生協宅配ドライバーとして働いてきましたが、「ブラック企業だから辞めたい」と思ったことはありません。
もちろん、仕事が楽なわけではありません。
夏は暑いですし、雨の日もあります。
重い商品を運ぶこともありますし、配達件数が多い日は体力的にきついと感じることもあります。
しかし、
仕事が大変=ブラック企業
ではありません。
きちんと給料が支払われ、残業代が支給され、土日が休めて、会社が現場の環境改善にも取り組んでいる。
私の職場について言えば、そうした点を考えると、私はブラック企業だとは感じていません。
ただし、会社選びは重要
ここで一つ注意してほしいことがあります。
生協宅配ドライバーといっても、働いている会社は同じとは限りません。
生協から宅配業務を請け負っている運送会社によって、給与や残業、休日、有給休暇の取りやすさ、職場の雰囲気などは違います。
そのため、
「生協宅配ドライバーなら全部同じ」
とは考えない方がいいと思います。
求人を見るときには、給与だけではなく、
・固定残業代は何時間分なのか
・超過した残業代は支給されるのか
・土日は本当に休みなのか
・有給休暇は取りやすいのか
・休日出勤はあるのか
・配送件数はどのくらいなのか
・研修制度はどうなっているのか
などを確認しておくことをおすすめします。
ドライバーの転職は「当たり・はずれ」がある
生協宅配ドライバーに限らず、ドライバーの転職は「どの会社を選ぶか」がとても重要です。
同じような仕事内容でも、会社によって給料や休日、残業時間、仕事量、職場の雰囲気などが大きく違うことがあります。
求人票には「未経験歓迎」「土日休み」「高収入」など、良い条件が書かれていても、実際に働いてみないと分からない部分もあります。
私自身、15年間生協宅配ドライバーとして働いてきましたが、同じドライバー職でも会社によって働きやすさはかなり違うと思っています。
だからこそ、転職するときは「ドライバーならどこでもいい」と考えず、会社選びを慎重にすることが大切です。
転職後に「思っていた仕事と違った」とならないためにも、求人票だけでは分からない情報を確認しておきたいところです。
ドライバー専門の転職サービスを利用すれば、自分だけで求人を探すよりも、仕事内容や条件について相談しながら転職先を探すことができます。
転職を考えている方は、こうしたサービスを上手に利用して、できるだけ「はずれ」の会社を避けることをおすすめします。
レバジョブでドライバーの転職先を探す
ドライバーへの転職を考えているなら、レバジョブのようなドライバー専門の転職サービスを利用する方法もあります。
求人を探すだけでなく、転職について相談しながら自分に合った仕事を探せるのがメリットです。
「今の会社を辞めたいけど、次も同じような会社だったらどうしよう」
そんな不安がある方は、まずは無料で登録して、どんな求人があるのか確認してみるのもいいと思います。
※転職を無理におすすめするものではありません。現在の仕事を続けながら、将来の選択肢を知っておくために利用するのも一つの方法です。
ドライバーの転職を考えている方は以下のバナーからチェックしてみて下さい。
まとめ
「コープの配達員はブラックなのでは?」
と思っている方もいるかもしれません。
確かに、生協宅配ドライバーは体力を使いますし、決して楽な仕事ではありません。
しかし、仕事が大変だからといってブラック企業とは限りません。
私が15年間働いてきた会社では、長時間労働やサービス残業はなく、基本的に土日は休みです。
残業代も規定に沿って支給され、現場の意見を聞きながら、空調服やレインコートなどの環境改善も進められています。
もちろん、有給休暇の取りづらさなど、改善してほしい部分もあります。
だからこそ、良いところだけではなく、こうした部分も含めて知ってもらったうえで、生協宅配ドライバーという仕事を検討してもらえればと思います。
「生協宅配ドライバーってブラックなの?」
と気になっている方の参考になればうれしいです。
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