生協宅配ドライバーはおすすめしない?現役15年目が本音で語る理由

転職

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生協宅配ドライバーへの転職を考えているけれど、「実際のところ、どうなんだろう?」と気になっていませんか?

生協宅配ドライバーは、土日休みの職場が多く、毎週決まったルートを配達する仕事です。組合員さんとの交流もあり、やりがいを感じる場面もあります。

しかし、現役で15年働いてきた私からすると、生協宅配ドライバーを誰にでもおすすめできるとは思いません。

体力的な負担は大きく、仕事の大変さに給料が見合わないと感じることもあります。有給休暇も、職場の人員体制などによっては自由に取りにくい場合があります。

もちろん、生協によっても、配達を請け負う会社によっても労働条件は違います。

それでも、これから仕事を探すのであれば、生協宅配ドライバーだけに絞らず、ほかの仕事も比較してから決めてほしいと思っています。

この記事では、現役15年目の生協宅配ドライバーである私が、仕事の厳しい部分と、転職前に知っておいてほしいことを本音でお伝えします。

生協宅配ドライバーをおすすめしない3つの理由

私が生協宅配ドライバーを安易におすすめしない理由は、大きく3つあります。

・体力的な負担が大きい
・仕事の大変さに給料が見合わないと感じることがある
・有給休暇が取りにくい職場もある

順番に説明していきます。

理由① 体力的な負担が大きく、年齢を重ねると不安になる

生協宅配ドライバーは、トラックを運転して商品を届けるだけの仕事ではありません。

毎週注文された食品や日用品を、組合員さんの自宅まで運ぶ必要があります。

配達先によっては、次のような負担があります。

・重い商品を何度も持ち運ぶ
・エレベーターのない集合住宅で階段を上り下りする
・台車を使って坂道や長い通路を移動する
・暑い日も寒い日も、雨の日も配達する
・決められた時間内に多くの配達先を回る

特に大変なのは、こうした作業を一日に何十件も繰り返すことです。

私も現役で15年働いてきましたが、体力を使う仕事だと実感しています。

若いうちは何とかこなせても、年齢を重ねるにつれて、腰や膝などへの負担が気になってくる人もいるでしょう。

実際、配達の仕事は毎日続きます。今日だけ頑張れば終わりというわけではありません。

これから10年、20年と働くことを考えたとき、今の体力だけで判断するのは危険だと思います。

体を動かす仕事が好きな人には向いているかもしれません。しかし、体力に自信がない人や、将来的に体への負担を減らしたい人は、ほかの仕事も検討してみてください。

※1日に何件ぐらい配達するのか気になる方はこちらの記事もご覧下さい→「現役生協宅配ドライバーの1週間の配達件数を公開」

理由② 仕事の大変さに給料が見合わないと感じることがある

仕事を選ぶうえで、給料はとても重要です。

生協宅配ドライバーは、決して楽な仕事ではありません。

荷物を運び、時間に追われながら配達し、組合員さんへの対応や営業活動を求められる職場もあります。

それだけの仕事をしていても、給料に満足できるとは限りません。

私自身、収入だけでなく、仕事の負担も含めて考える必要があると感じています。

求人票に月給が書かれていても、それだけで判断するのはおすすめしません。

例えば、次のような点を確認してみてください。

・基本給はいくらなのか
・固定残業代が含まれているのか
・実際の残業時間はどれくらいなのか
・賞与はどの程度支給されるのか
・各種手当を含めた年収はいくらになるのか
・仕事の負担に対して納得できる給料なのか

月給が高く見えても、長時間労働が前提になっていたり、手当が多く基本給が低かったりする場合があります。

反対に、月給が少し低くても、残業が少なく休みを取りやすい仕事のほうが、自分に合っている可能性もあります。

大切なのは、給料の金額だけでなく、働く時間や体力的な負担も含めて比較することです。

生協宅配ドライバーの給料に不安があるなら、ほかの配送業や異業種の求人も調べてみる価値は十分にあります。

※生協宅配ドライバーとして15年働いた私の給料をこちらの記事で公開しています→「生協宅配ドライバーの給料は安い?15年働いた私のリアルな収入を公開します」

理由③ 有給休暇が取りにくい職場もある

仕事を長く続けるうえで、休みの取りやすさも重要です。

生協宅配ドライバーは土日休みの職場が多く、週末の予定を立てやすいというメリットがあります。

ただし、土日が休みであることと、自分の希望する日に有給休暇を取れることは別の話です。

配達は担当ルートが決まっていることが多く、誰かが休む場合には、ほかのドライバーが配達を代わったり、職場内で調整したりする必要があります。

人員に余裕がない職場では、希望日に休みを取ることが難しい場合もあります。

私自身、休みの取りやすさについては、もっと自由に休めたらいいのにと感じることがあります。

家族の用事や通院、旅行など、自分の都合に合わせて休みたいときもあるでしょう。

年間休日が多くても、有給休暇を希望どおりに取れるとは限りません。

転職先を探すときは、年間休日だけでなく、実際の有給取得状況や休暇の申請方法についても確認しておくことをおすすめします。

なお、有給休暇は法律上の要件を満たせば取得できる権利です。職場によって取得しやすさに差があるからこそ、入社前に実態を確認することが大切です。

土日休みだけで生協宅配ドライバーを選ぶのは危険

生協宅配ドライバーの求人を見ると、「土日休み」「未経験歓迎」「安定した仕事」といった言葉が目に入ると思います。

確かに、こうした条件は魅力的です。

しかし、仕事を選ぶときは、休みやすさや安定性だけでなく、毎日どのような働き方をするのかまで考えてほしいと思います。

例えば、次のような点です。

・一日に何件くらい配達するのか
・荷物はどれくらい重いのか
・階段での配達は多いのか
・営業や販売目標はあるのか
・残業は月に何時間くらいあるのか
・給料や賞与はどの程度なのか
・有給休暇は実際に取りやすいのか

同じ生協宅配ドライバーでも、配達エリアや担当ルート、会社の方針によって働きやすさは変わります。

また、生協の配送業務を担当している会社は一つではありません。

同じ生協の配達であっても、雇用する会社が違えば、給与体系や福利厚生、職場環境が違うこともあります。

求人票のイメージだけで入社を決めず、できる限り具体的な労働条件を確認しておきましょう。

生協宅配ドライバーになる前に比較してほしい仕事

私が伝えたいのは、生協宅配ドライバーになるのを絶対にやめたほうがいい、ということではありません。

生協宅配ドライバーだけを見て就職先を決めるのは、もったいないということです。

世の中には、さまざまな配送の仕事や、ドライバー以外の仕事があります。

① 企業向けのルート配送

個人宅ではなく、会社や店舗などに商品を届ける仕事です。

配送先や荷物の種類によって仕事内容は異なりますが、個人宅への配達とは違う働き方ができる可能性があります。

営業活動の有無、配送件数、荷物の積み下ろし、勤務時間などを確認してみましょう。

② 中型・大型トラックドライバー

運転が好きな人や、将来的に収入を増やしたい人は、中型・大型トラックの求人も比較する価値があります。

ただし、長距離運転や荷役作業、拘束時間などの負担もあります。

給料の高さだけでなく、運転時間や休日、必要な免許も含めて検討することが大切です。

③ 倉庫作業・フォークリフト作業

配達や組合員さんへの対応から離れたい人には、倉庫内作業も選択肢になります。

入出庫作業や商品の仕分け、フォークリフトでの運搬など、仕事内容は職場によってさまざまです。

体を使う仕事が多いものの、個人宅への配達とは違った働き方ができる可能性があります。

④ 工場の製造・検品スタッフ

ドライバーの仕事にこだわらないのであれば、工場の製造や検品なども候補になります。

日勤のみの求人もあれば、交替勤務や夜勤のある求人もあります。

給料、勤務時間、休日、通勤距離などを比較し、自分に合った条件を探してみましょう。

もちろん、どの仕事にも大変な部分はあります。別の仕事に移れば必ず楽になるわけではありません。

だからこそ、一つの仕事だけで判断せず、複数の求人を比較して、自分が何を優先したいのかを考えることが重要です。

転職するか迷っているなら、まずはほかの求人を見てみよう

ここまで読んで、生協宅配ドライバーの仕事に不安を感じた人もいるかもしれません。

もし今、就職先や転職先として生協宅配ドライバーを検討しているなら、最初から応募先を一つに絞る必要はありません。

今の仕事に不満がある人も、すぐに退職する必要はありません。

まずは、自分の経験や希望条件に合う求人がほかにあるのかを調べてみてください。

求人を比較するときは、次の条件を整理しておくと探しやすくなります。

・希望する月給・年収
・土日休みや年間休日
・残業時間
・有給休暇の取りやすさ
・体力的な負担
・営業やノルマの有無
・通勤時間や勤務地

すべての条件を満たす仕事を見つけるのは簡単ではありません。

それでも、複数の求人を見比べれば、自分にとって何が大切なのかが見えてきます。

求人票だけでは分からないこともあるため、仕事内容や労働条件について確認できる転職サービスを活用するのも一つの方法です。

今すぐ転職するかどうかを決める前に、まずは選択肢を広げてみることをおすすめします。



※サービスの利用条件や紹介対象の職種などは、公式サイトで確認してください。

まとめ:生協宅配ドライバーだけに絞らず、幅広く仕事を探そう

生協宅配ドライバーは、土日休みの職場が多く、組合員さんとの交流にやりがいを感じられる仕事です。

一方で、体力的な負担が大きく、給料に不満を感じたり、有給休暇を取りにくいと感じたりする職場もあります。

現役15年目の私としては、こうした現実も知ったうえで、仕事を選んでほしいと思っています。

特に、これから初めて生協宅配ドライバーに就職しようとしている人には、次の3つを伝えたいです。

・仕事内容と体力的な負担を確認する
・給料だけでなく、残業や休みやすさも比較する
・生協宅配ドライバー以外の求人も調べてみる

仕事は、入社してからの生活に大きく影響します。

「土日休みだから」「未経験でもできそうだから」という理由だけで決めず、自分が長く続けられる仕事なのかを考えてみてください。

生協宅配ドライバーが自分に合っている人もいれば、別の仕事のほうが合っている人もいます。

だからこそ、最初から選択肢を狭める必要はありません。

生協宅配ドライバーだけで決めず、ほかの求人も比較して、自分に合った働き方を見つけてほしいと思います。

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