こんにちは。生協宅配ドライバーのタカシです。
今回は、生協宅配ドライバーとして15年働く私が「正直、辞めたいと思う瞬間」について本音でお話しします。
私は生協宅配の仕事を長く続けていますが、一度も辞めたいと思ったことがないわけではありません。
おうちコープ、パルシステム、コープデリ、東都生協など、生協によって細かな違いはありますが、宅配ドライバーの大変さには共通する部分があります。
これから生協宅配ドライバーを目指す方にも、現場のリアルな部分を知ってもらえればと思います。
真冬の雨やみぞれの日
個人的に一番つらいのは真冬の雨やみぞれの日です。
雪も大変ですが、雨やみぞれは全身がびしょ濡れになります。
手がかじかみ、荷台での商品整理や積み下ろし作業も思うように進みません。
配達先を回るたびに体温が奪われ、精神的にも体力的にも厳しい一日になります。
そんな日は正直、「今日は辞めたいな」と思うこともあります。

台風や大雨の日
台風や大雨の日も過酷です。
朝の時点で天気予報を見ながら、「今日は大変な一日になるな」と覚悟を決めてセンターを出発します。
どうせ濡れることは分かっているので、半ば開き直って配達に向かうこともあります。
カッパを着ていても限界があり、風と雨で商品や台車にも気を使います。
特に団地や集合住宅の配達が多い日は体力も神経も消耗します。
大雪の中でチェーンを巻く時
関東でも雪が積もることがあります。
配送途中で雪が強くなり、チェーン装着が必要になる場面もあります。
冷たい雪が降る中でチェーンを巻く作業は本当に大変です。
手は冷え切り、服も濡れ、事故を起こさないよう神経も使います。
そんな状況になると、「今日は本当に帰りたい」と思うこともあります。
冬のトイレ問題
意外とドライバーあるあるなのが冬のトイレ問題です。
寒さでトイレが近くなり、次のコンビニやスーパーまで我慢しなければならないこともあります。
配達スケジュールの関係ですぐに行けないこともあり、漏れそうになって冷や汗をかくこともあります。
地味ですが、冬ならではの大変さです。
猛暑が何日も続く時
近年の夏は本当に厳しくなりました。
35℃を超える猛暑日が何日も続くと体力の消耗も激しくなります。
荷台の中はさらに高温になり、階段配送が続く日はかなりハードです。
私自身、夏場は体力との勝負だと感じています。
そのため近年は、おうちコープやパルシステム、コープデリ、東都生協などでも熱中症対策に力を入れるようになりました。
空調服の支給や飲み物の支給に加え、猛暑対策として夏季の長期休暇制度を導入する動きも出てきています。
以前と比べると、ドライバーの安全や健康を考えた取り組みが増えていると感じます。

それでも15年続けている理由
ここまで読むと大変な仕事に見えるかもしれません。
実際に楽な仕事ではありません。
それでも私が15年続けているのには理由があります。
まず、きつい状況の時ほど配達が終わった時の達成感があります。
悪天候の日に全件配達を終えてセンターへ戻った時の安心感は格別です。
また、悪天候は自分だけではありません。
仲間たちも同じ状況で頑張っています。
センターへ戻ると、
「今日は大変だったね」
「お疲れさま」
と声を掛け合い、お互いの苦労を労います。
そうした仲間との連帯感も、この仕事の良いところです。
さらに組合員さんには良い方が多く、真夏には冷たい飲み物を差し入れてくださることもあります。
何気ない一言や気遣いに救われることも少なくありません。
昔より働きやすくなっている
私が入社した頃と比べると、労働環境は確実に改善されています。
・有給休暇が取得しやすくなった
・空調服が支給されるようになった
・飲み物支給が増えた
・給与水準が改善された
・インセンティブ制度が充実してきた
・猛暑対策として夏季長期休暇が導入された
もちろん会社によって違いはありますが、以前より働きやすい環境になっているのは間違いありません。
まとめ
生協宅配ドライバーでも辞めたいと思う瞬間はあります。
真冬の雨やみぞれ、台風、大雪、猛暑など、自然相手の仕事だからこその厳しさがあります。
しかし、その一方で達成感や仲間との連帯感、組合員さんとの交流など、この仕事ならではの魅力もあります。
良いことばかりではありませんが、悪いことばかりでもありません。
これが現役15年目の生協宅配ドライバーとしての正直な感想です。


