こんにちは。生協宅配ドライバーのタカシです。
毎年この時期になると、生協宅配では土用の丑の日に向けた「うなぎ」のおすすめが始まります。
生協宅配というと、「荷物を配る仕事」というイメージを持つ方も多いと思います。しかし実際には、季節商品のご案内も大切な仕事の一つです。
私が勤務しているおうちコープだけでなく、パルシステム、コープデリ、東都生協など、多くの生協でも毎年うなぎの販売が行われています。
今回は、現役15年目の私が、実際のうなぎ営業の流れや販売予算(ノルマ)の実態について紹介します。
今年はここ数年で一番大きな販売予算
今年、私の担当コースの販売予算は約28万円(税込)です。
ここ数年の中では最も大きな販売予算となっています。
近年はシラスウナギの漁獲量が回復してきた影響もあり、うなぎの価格は以前より少し下がっています。
組合員さんにとっては購入しやすい価格になりましたが、その分、販売予算を達成するためにはより多くの数量を販売しなければなりません。
価格が安くなったからといって、ドライバーの営業が楽になるわけではないのが現実です。

1週目はチラシ配布と事前案内
最初の週は、うなぎの注文チラシを各ご家庭へ配布します。
組合員さんにお会いできた時は、
「今年は例年よりお買い得な価格になっています。」
「来週が注文週になりますので、ぜひご検討ください。」
と一声お伝えします。
この事前案内をするだけでも、翌週の注文率は大きく変わります。
毎週同じ組合員さんへ配達する生協宅配だからこそ、普段の何気ない会話が営業につながることも少なくありません。
2週目が勝負の注文週
注文週は、1年の中でも特に力が入る週です。
私の担当コースでは、1日約5万6,000円を目標に注文をいただいています。
組合員さんにお会いできた時は、その場で注文を書いていただけるようおすすめします。
例えば、
・蒲焼をご注文いただいた方には「白焼きも人気ですよ。」
・1尾ご注文いただいた方には「冷凍保存できますので、もう1尾いかがですか。」
というように、一品でも多くご利用いただけるようご案内します。
また、不在だった組合員さんには電話でご案内することもあります。
もちろん、無理に販売することはありません。
「毎年買っているのに注文を忘れていた。」
という組合員さんも意外と多いため、お声掛けも大切な仕事です。
3週目はいよいようなぎをお届け
3週目は、ご注文いただいたうなぎを組合員さんへお届けする週です。
たくさんの注文をいただけるのは嬉しいことですが、その分、冷凍商品の量も一気に増えます。
保冷箱の数も増え、トラックへの積み込みや配達は普段以上に大変になります。
それでも、
「今年も楽しみにしていたよ。」
「ありがとう。」
そんな言葉をいただけると、頑張って良かったと感じます。
パルシステム・コープデリ・東都生協でも営業はある?
おうちコープやパルシステム、コープデリ、東都生協でも季節商品のおすすめ活動は行われています。
販売方法や販売予算、商品のラインナップには多少違いがありますが、「組合員さんへおすすめする」という点はどの生協も共通しています。
生協宅配の営業は、飛び込み営業や新規開拓とは違います。
毎週配達している組合員さんとの信頼関係を大切にしながら、おすすめ商品をご案内する営業スタイルです。
そのため、日頃のコミュニケーションが成果につながる仕事だと感じています。
まとめ
生協宅配のうなぎ営業は、おおよそ3週間かけて進められます。
・1週目:チラシ配布と事前案内
・2週目:注文受付・おすすめ活動
・3週目:商品のお届け
価格が下がった年ほど販売数量が必要になるため、ドライバーにとって決して簡単な仕事ではありません。
しかし、日頃から組合員さんとの信頼関係を築いていれば、
「今年もうなぎお願いね。」
と言っていただけることも多くあります。
私自身、営業は「売り込む仕事」というより、「組合員さんに必要な情報をお伝えする仕事」だと感じています。
これから生協宅配ドライバーを目指す方は、「営業がある」と聞いて不安に思うかもしれません。
ですが、おうちコープだけでなく、パルシステム、コープデリ、東都生協でも基本となるのは普段の配達と信頼関係です。
毎日の配達を丁寧に積み重ねていけば、営業への苦手意識も少しずつなくなっていくはずです。



